CentOS(Red Hat系Linux)にsbtをインストールする方法

最終更新:2020年5月25日

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この記事では、CentOSなどのRed Hat系ディストリビューションのLinuxにsbtをインストールする手順について説明します。

まだJDKのインストールが済んでいない場合は、あらかじめ済ませておきましょう。
JDKのインストール方法はこちらの記事で解説しています。

CentOSにsbtをインストールする3つの方法

sbtをCentOSにインストールする方法は3種類あります。
どれでも構いませんので、お好みの方法をひとつ選んでインストールしましょう。

  • yumコマンドを使ってインストールする方法
  • SDKMANを使ってインストールする方法
  • パッケージを手作業でダウンロードして展開する方法

それでは、それぞれの方法について見てみましょう。

yumコマンドを使ってインストールする方法

パッケージマネージャにsbtのリポジトリを追加すれば、yumを使ってインストールすることができます。

shell script
curl https://bintray.com/sbt/rpm/rpm | sudo tee /etc/yum.repos.d/bintray-sbt-rpm.repo sudo yum install sbt

SDKMANを使ってインストールする方法

既にSDKMANをインストールしてある場合は、以下のコマンドを実行すれば簡単にsbtをインストールすることができます。

shell script
sdk install sbt

まだSDKMANをインストールしておらず、SDKMANを使ってJDKやsbtをインストールしたい場合は、こちらの記事を参照してください。

パッケージをダウンロードして展開する方法

sbtはZIP形式やTGZ形式でも配布されています。
これらのパッケージをダウンロードして任意の場所に展開することによっても、sbtをインストールすることができます。

パッケージは公式サイトよりダウンロードすることができます。

外部リンク:Installing sbt on Linux

Fedoraの場合は最新版にアップデートする必要あり

Fedoraでは、公式のリポジトリでは古いバージョンのsbtが配布されています。最新版のsbtを使用するには、一旦旧バージョンをアンインストールして、その後最新のsbtを取得できるようリポジトリを登録する必要があります。

詳しくはこちらのリンク先を参照してください。

次にすること

次はIntelliJ IDEAをインストールしましょう。
IntelliJ IDEAのインストール手順はこちらの記事で詳しく解説しています。

IntelliJをインストールするより先に手っ取り早くsbtでscalaのコードを実行してみたいという場合は、こちらの記事をご覧ください。

Dottyを使用するには

現在開発進行中のScala 3(コードネーム:Dotty)を使用するには、さらに次のページにて説明する手順に従ってください。

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