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3. 文字列をURLエンコード・デコードする方法

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この記事では、文字列をURLへエンコードしたり、URLから文字列へデコードしたりする方法を解説します。

文字列をURLへエンコードするには「URLEncoder」

java.net.URLEncoderを使うと、文字列をURLへエンコードすることができます。

val title = "Scala逆引き解説｜Scalapedia"
val charset = StandardCharsets.UTF_8.name
val result = URLEncoder.encode(title, charset)

println(result)

変換するにあたり、第2引数に文字コードを指定する必要があります。

ここではUTF-8を指定します。
文字コードはjava.nio.charset.StandardCharsetsにまとめられているものを参照して使用します。

決して文字列で直接"UTF-8"のように指定したりしないようにしましょう。
いささか面倒ではあるものの、横着すると不具合の温床となります。

実行すると以下のような結果が出力されます。

Scala%E9%80%86%E5%BC%95%E3%81%8D%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BD%9CScalapedia

文字列がURLエンコードされていることがわかります。

URLを文字列へデコードするには「URLDecoder」

逆に、java.net.URLDecoderを使うと、URLの文字列をデコードすることができます。

こちらも変換するにあたり、第2引数に文字コードを指定する必要があります。
UTF-8を指定して実行します。

val str = "Scala%E9%80%86%E5%BC%95%E3%81%8D%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BD%9CScalapedia"
val charset = StandardCharsets.UTF_8.name
val result = URLDecoder.decode(str, charset)

println(result)

結果は以下のようになります。

Scala逆引き解説｜Scalapedia

第2引数の文字コードは必ず渡しましょう

第2引数の文字コードを省略したメソッドが存在しています。
一見便利なのですが、既に非推奨となっています。

環境によって文字コードが異なりうるので、予期せぬ不具合が生じる可能性があるためです。

たとえさまざまな環境で実行する予定がなくとも、念のため使用は避けておきましょう。