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3. trimメソッドで文字列の前後の空白を除去する

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この記事では、文字列から前後の空白文字を除去する方法について解説します。

trimメソッドを使用して前後の空白を除去する

文字列の前後の空白を取り除くには、java.lang.String#trim() メソッドを使用します。

Java
public String trim()

trimメソッドを使用すると、文字列の前後に含まれる半角空白文字を除去することができます。

前後にある空白は幾つであってもすべて除去されます。

もし空白がなければそのまま元の文字列が返ります。

もし全角の空白文字があってもそのまま残ります。

それでは早速、以下の文字列について処理をしてみましょう。

val title = "          Scala逆引き解説 Scalapedia      "

println("【" + title.trim + "】")

タイトルの前後に空白が含まれています。 また、途中にも空白があります。

この文字列に対してtrimメソッドを実行し、その結果を標準出力します。

出力は以下のようになります。

【Scala逆引き解説 Scalapedia】

前後の空白が除去されていますね。

内側の空白は除去されずに残っているのもポイントです。

全角空白を含む場合はstripメソッドを使用する

全角空白を含む空白文字を除去したい場合には、java.lang.String#strip()メソッドを使用しましょう。

stripメソッドの使い方については以下の記事を参照してください。

備考：「空白」とはUnicodeのSPACE文字のこと

この記事で単純に「空白」「空白文字」と表記した場合は、一般的にいうところの半角の空白文字を示します。
これはUnicodeコードポイントのU+0020で表されるSPACE文字を指しています。