Mapクラスのmapメソッドの使い方

Scala 3.3.4
最終更新:2023年12月7日

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ScalaのMapクラスのmapメソッドの使い方を解説します。

map メソッドとは

mapメソッドは、Mapインスタンスの保持している各要素について処理をしたものを返すメソッドです。

使用例

まずはサンプルを用意します。
Personクラスは名字と名前と年齢を持っています。
MapクラスにIDとそれぞれのPersonインスタンスをペアにして保持させて、 変数peopleに代入します。

case class Person(firstName: String, lastName: String, age: Int) val people: Map[Int, Person] = Map( 1 -> Person("Andrea", "Thompson", 23), 2 -> Person("Austin", "May", 17), 3 -> Person("John", "Winston", 18), 4 -> Person("Christina", "Chandler", 20), 5 -> Person("John", "Thompson", 23) )

名字をすべて大文字にしたフルネームを出力してみましょう。

people.map { case (_, Person(f, l, _)) => s"$f ${l.toUpperCase}" }.foreach(println)

出力は以下のようになります。

Andrea THOMPSON Austin MAY John WINSTON Christina CHANDLER John THOMPSON

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