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この記事では、println
メソッドとprint
メソッドの違いについて解説します。
println
メソッドを使う
ここで改めて「Hello! World」をしていきましょう。
既にご存知かとは思いますが、Scalaで"Hello! World"という文字列を画面に出力するには、以下のようなプログラムを記述します。
println("Hello! World")
ここではprintln
メソッドを使っています。
このコードの実行結果は以下のようになります。
Hello! World
println
メソッドは改行付き
このサイト上では分かりづらいですが、println
メソッドを実行すると、出力した文字の末尾には改行文字が付加されています。
(改行文字は見えません)
したがって、println
メソッドを連続で使うと、出力された文字列は改行されます。
println("Hello! World") println("Hello! World")
実行結果を見てみましょう。改行されていることがわかります。
Hello! World Hello! World
改行なしで出力するにはprint
メソッドを使う
じつはprintln
メソッドのほかに、print
メソッドも存在します。
print
メソッドは改行無しで出力するメソッドです。
メソッド名に"ln"がついてるのが改行あり、"ln"がついてないのが改行なしと覚えてください。
改行なしで出力するには以下のようにします。
print("Hello! World")
出力結果は以下のようになります。
Hello! World
このサイト上では分かりづらいですが、ちゃんと改行無しで出力されています。
今度はprint
メソッドを連続で使ってみて、実際に改行されていないのかどうかを確かめてみましょう。
print("Hello! World") print("Hello! World")
出力はこのとおりです。改行されていないことがわかりますね。
Hello! WorldHello! World
Predef
println
やprint
メソッドはPredef
オブジェクトに定義されています。
Predef
オブジェクトの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。