Javaをインストールするには何をすればいいの?手順を解説します!
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この記事では、Javaをインストールする方法について解説します。
実は、Javaをインストールするのは意外と大変なんですよね。
ここでつまづいて先に進めない人が多いので、注意していきましょう。
Java開発キットをインストールする
さて、早速Javaをインストールしていきましょう。
「Javaをインストールする」というのは、Java開発キットをインストールすることです。
「Java開発キット」は、Java Development Kitの日本語名です。
通常は「JDK」と省略されるので、これ以降はこの記事でもJDKと呼んでいきますね。
インストールするべきバージョンを確認する
JDKをインストールするに際して、インストールするべきJDKのバージョンはいくつなのか?を確認していきましょう。
近年、Javaはどんどん新しくなっています。
現在の最新版はJava 13です。
ただ、既に運用されているプログラムではJava 8が使われている、などという場合も多いです。
Javaはバージョンごとに挙動が微妙に異なります。
異なるバージョンのJavaを使用すると誤作動の原因となりますので、とりあえず最新版を使っておけばよいというわけではありません。
したがって、インストールするべきバージョンをしっかり確認しておきましょう。
いま、あなたは次のどちらに該当しますか?
- 既存のJavaのプログラムを実行したり開発したりすることになっている
- 実行したり開発するべき既存のJavaのプログラムは存在しない
実行したり開発するべき既存のJavaプログラムが存在する場合、そのプログラムに合わせて使用するべきJavaのバージョンが決まります。
そのプログラムが使用しているJavaのバージョンを確認してください。
また、既存のJavaのプログラムが存在しない場合、 あるいは、どのバージョンを使うべきかが明らかでない場合は、Java 11をインストールしましょう。
Java 11であれば、長期間にわたってサポートされるためです。
この節ではこれ以降、以下の前提で話を進めます。
- 既存のJavaプログラムは特にないので、インストールするバージョンは「Java 11」
- macOSに対してインストールする
JDK 11をインストールする
JDKをインストールする方法は、Windows、macOS、LinuxなどのOSによらず共通です。
まず、以下のリンクを開きます。
OpenJDK 11 (LTS) と HotSpot を選択して、JDK をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行すればOKです。
他のバージョンのJDKをインストールするなど、更に詳しく知りたい場合はこちらのリンク先をご覧ください。
以上、Javaをインストールする方法でした。
Java 8以前のバージョンでプログラムを実行する場合
これ以下は、Java 8以前のバージョンでプログラムを実行する場合のみが対象です。
実はかつて「Javaをインストールする」というときのJavaには、JDKに加えて、Javaを実行するための「Javaランタイム」というものがありました。
「Javaランタイム」は、Java Runtime Editionの日本語名です。
通常は「JRE」と省略されるので、これ以降はこの記事でもJREと呼んでいきますね。
Javaを実行するだけならJREで十分なのです。
JRE 8をインストールしたい場合は、こちらのリンクからダウンロードすればOKです。
JREが配布されなくなった理由は?
ちなみに、JREが配布されなくなった顛末については、以下のブログ記事が詳しいです。
必要に応じてカスタマイズした配布用のJREを利用者が各自で作る事ができるようになったため、一般に向けてJREを配布する必要がなくなったのが理由ということでした。