Javaをインストールするには何をすればいいの?手順を解説します!

最終更新:2020年7月6日

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この記事では、Javaをインストールする方法について解説します。

実は、Javaをインストールするのは意外と大変なんですよね。

ここでつまづいて先に進めない人が多いので、注意していきましょう。

Java開発キットをインストールする

さて、早速Javaをインストールしていきましょう。

「Javaをインストールする」というのは、Java開発キットをインストールすることです。

「Java開発キット」は、Java Development Kitの日本語名です。

通常は「JDK」と省略されるので、これ以降はこの記事でもJDKと呼んでいきますね。

インストールするべきバージョンを確認する

JDKをインストールするに際して、インストールするべきJDKのバージョンはいくつなのか?を確認していきましょう。

近年、Javaはどんどん新しくなっています。

現在の最新版はJava 13です。

ただ、既に運用されているプログラムではJava 8が使われている、などという場合も多いです。

Javaはバージョンごとに挙動が微妙に異なります。

異なるバージョンのJavaを使用すると誤作動の原因となりますので、とりあえず最新版を使っておけばよいというわけではありません。

したがって、インストールするべきバージョンをしっかり確認しておきましょう。

いま、あなたは次のどちらに該当しますか?

  1. 既存のJavaのプログラムを実行したり開発したりすることになっている
  2. 実行したり開発するべき既存のJavaのプログラムは存在しない

実行したり開発するべき既存のJavaプログラムが存在する場合、そのプログラムに合わせて使用するべきJavaのバージョンが決まります。

そのプログラムが使用しているJavaのバージョンを確認してください。

また、既存のJavaのプログラムが存在しない場合、 あるいは、どのバージョンを使うべきかが明らかでない場合は、Java 11をインストールしましょう。

Java 11であれば、長期間にわたってサポートされるためです。

この節ではこれ以降、以下の前提で話を進めます。

  • 既存のJavaプログラムは特にないので、インストールするバージョンは「Java 11」
  • macOSに対してインストールする

JDK 11をインストールする

JDKをインストールする方法は、Windows、macOS、LinuxなどのOSによらず共通です。

まず、以下のリンクを開きます。

外部リンク:AdoptOpenJDK

OpenJDK 11 (LTS) と HotSpot を選択して、JDK をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを実行すればOKです。

他のバージョンのJDKをインストールするなど、更に詳しく知りたい場合はこちらのリンク先をご覧ください。

以上、Javaをインストールする方法でした。

Java 8以前のバージョンでプログラムを実行する場合

これ以下は、Java 8以前のバージョンでプログラムを実行する場合のみが対象です。

実はかつて「Javaをインストールする」というときのJavaには、JDKに加えて、Javaを実行するための「Javaランタイム」というものがありました。

「Javaランタイム」は、Java Runtime Editionの日本語名です。

通常は「JRE」と省略されるので、これ以降はこの記事でもJREと呼んでいきますね。

Javaを実行するだけならJREで十分なのです。

JRE 8をインストールしたい場合は、こちらのリンクからダウンロードすればOKです。

JREが配布されなくなった理由は?

ちなみに、JREが配布されなくなった顛末については、以下のブログ記事が詳しいです。

必要に応じてカスタマイズした配布用のJREを利用者が各自で作る事ができるようになったため、一般に向けてJREを配布する必要がなくなったのが理由ということでした。

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